スペインの元日
スペインでは1月1日に元日を迎え、全国で有給の、祝日分の労働時間を後日埋め合わせる必要のない祝日と定められています。大みそかの夜に食べる12粒のぶどうと深く結びついた祝日ですが、元日そのものは比較的静かで、多くの商店や飲食店が休業します。[1][3]
スペイン法で定められた全国祝日
スペインの労働者憲章は、元日を全国的な労働上の祝日として保障しています。これは、毎年最大14日の有給で、祝日分の労働時間を後日埋め合わせる必要のない公休日(地域の祝日2日を含む)の一つです。「祝日分の労働時間を後日埋め合わせる必要がない」とは、祝日によって休んだ時間を後から補う必要がないという意味です。年間の祝日には自治州や自治体の祝日も含まれるため、全体の暦は地域によって異なります。[1]
元日は毎年1月1日です。国民の祝日が日曜日に当たる場合、法律では対応する休日を翌月曜日に移すと定めています。自治州は一定の場合、その月曜日の休日を別の伝統的な地域の祝日に置き換えることができます。また、祝日に勤務しなければならない例外的な場合には、代休または追加賃金を定めています。[1][2]
深夜に始まる習慣
スペインで最もよく知られる新年の習慣は、年が明ける瞬間に行われます。12月31日深夜の鐘の音に合わせて、鐘が1回鳴るごとにぶどうを1粒ずつ食べます。ぶどうは幸運や繁栄への願いと結びついています。この瞬間はテレビで中継され、家族や友人と夕食を囲んだ後、一緒にぶどうを食べることもよくあります。[3]
町の広場や、大きな時計のある中心部にも人々が集まります。最も有名なのはマドリードのプエルタ・デル・ソルで、レアル・カサ・デ・コレオスの時計の下に人々が集まり、12回の鐘の音を聞きます。ぶどうを食べる習慣は広く行われていますが、プエルタ・デル・ソルでの集まりはマドリードならではの伝統です。[3]
ぶどうを食べる儀式は大みそかのもので、元日当日に行う行事ではありません。翌日は祝日期間の中でも比較的静かな一日となるのが一般的です。スペイン政府観光局によると、散歩や映画鑑賞をする人もいます。また、祝宴の後に元気を取り戻すため、夜遅くにホットチョコレートとチュロスを楽しむ習慣も紹介されています。[3]
休業状況と移動
一般的な労働規則の適用対象となる人にとって、元日は有給の休日です。スペイン政府観光局によると、元日は商店が休業し、ほとんどのバーやレストランも休みです。営業状況は施設によって異なるため、予定を立てる前に直接確認してください。銀行や公的機関に行く場合も、営業時間を確認してください。[1][3]
新年の前後は公共交通機関の時刻表が変わることがあります。観光案内によると、バスや地下鉄は大みそかには通常より早く運行を終え、1月1日の朝は通常より遅く運行を開始します。特に早朝に移動する場合は、現地の運行事業者の時刻表を確認してください。[3]
よくある質問
スペインの元日はいつですか?
毎年1月1日です。[1]
スペインでは元日は仕事が休みですか?
商店やレストランは営業していますか?
スペイン政府観光局によると、商店とほとんどのバーやレストランは休業します。営業状況は異なる場合があるため、個々の店舗に直接確認してください。[3]
1月1日も公共交通機関は運行しますか?
祝日の前後は時刻表が変わることがあります。1月1日の朝はバスや地下鉄の運行開始が通常より遅いことが多いため、現地の運行事業者の時刻表を確認してください。[3]
情報源と参考文献
スペインの元日に使用された情報源:
- Real Decreto Legislativo 2/2015, de 23 de octubre, por el que se aprueba el texto refundido de la Ley del Estatuto de los Trabajadores- Boletín Oficial del Estado
- BOE-A-1983-20906 Real Decreto 2001/1983, de 28 de julio, sobre regulación de la jornada de trabajo, jornadas especiales y descansos- Boletín Oficial del Estado
- New Year's Eve in Spain- Spain.info, official tourism website of Spain